2006平和行動in沖縄
平和への道 力あわせて大きな前進
 連合平和4行動(沖縄・広島・長崎・根室)のスタートとなる「2006平和行動in沖縄」が6月23日(金)〜24日(土)に那覇市民会館で開催された。
 6月23日の「2006平和オキナワ集会」に全国から1400名余りの連合傘下の組合員が結集した。
      

〜6月23日〜
<2006平和オキナワ集会>
 (第1部)は、沖縄電力総連青年部による力強いエイサーを幕開けに、若者たちからの平和メッセージ『詩の朗読』、北島角子さんによる一人芝居『赤いブクブク』、北谷町野国昌春町長による『基地の街から若者の街へ』の講演が行われました。北島角子さんの『赤いブクブク』では、沖縄戦でおきた集団死の実相や戦争の愚かさを痛感させられると同時に、命の尊さ・平和の大切さなど本当の平和について改めて考えさせられました。

 (第2部)平和式典では、開会に先立ち参加者全員で黙祷を行ない沖縄戦で亡くなられた全ての人々へ哀悼の意を捧げました。
 主催者を代表して森越康雄会長代行は、「戦後61年が経ち、改めて平和の尊さ、平和の大切さを全国から結集された皆様とともに心に刻まなければならない。そのためにも、沖縄戦の惨劇を忘れてはならないし、風化させてはいけない。戦後61年経った今も沖縄県民は戦争の結果に苦しめられており、国土面積の0.6%にしかすぎないこの島に、米軍専用施設の75%が集中し県民生活に大きな負担を強いている。米軍が関係した事件・事故も後を絶たない。また、日米で合意した在日米軍再編は安保の大転換であり、我々が強く求めている米軍基地の整理・縮小につながるものではない。24日はフィールドワーク(沖縄県内の米軍基地や南部戦跡めぐり)がある。このフィールドワークのガイド役を連合沖縄青年委員会が事前学習を行ない、当日はピースガイドとして案内する。米軍基地と沖縄戦の実相をしっかりと学び、皆さんが沖縄で知り、感じたことを語り部として職場や地域の仲間に伝えてほしい。フィールドワークの最後には普天間基地第2ゲート前に集まり、基地の閉鎖と撤去を求める集会及びデモ行進を行う。連合は米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的見直しを求め、今後も全国で運動を取り組んでいこう」と今後の連合運動への理解と協力を述べた。

 地元歓迎あいさつで連合沖縄狩俣吉正会長は、「今日で戦後61年目の慰霊の日を迎える。かつて約700年という琉球王国時代があった沖縄は、武器を持たない非武装の国、軍隊を持たない国であり、平和外交を軸にして国を建てる和の文化であった。太平洋戦争では本土防衛・国体護持のため、無残にも焦土と化し、罪もない多くの住民の命が奪われた歴史がある。それだけに沖縄県民は平和に対する思い、戦に対する憎しみは人一倍強いと思っている。また、戦後61年を振り返ってみて、昨年から今年にかけて米軍再編問題が急激に動いた年はない。連合沖縄も、連合本部の協力を頂きながら全国的に運動を展開してきた。私たちは、日米地位協定問題、米軍再編問題、米軍基地移設問題など、さまざまな問題を訴えてきたが、今の自公政権にこの状況を変える力はない。変えるためには政権交代を実現するしかない。今回の2006平和行動in沖縄で基地の現状や沖縄戦の実相をしっかりと見て学びとってほしい。沖縄の暑さと同じくらい我々の心も熱くして平和を語り、平和を作っていく運動を展開しよう」と平和行動への決意を述べた。

 来賓あいさつで沖縄県知事稲嶺惠一(代読:宜名真観光商工部長)は、戦後61年目を迎え、戦争体験者の高齢化が進んでいる中で、この体験を風化させることなく、しっかりと後世に語り継ぐことは、私たちの責務である。そうした中、今年も慰霊の日に合わせて連合2006平和オキナワ集会を開催し、平和の尊さ、平和への願いを全国各地へと発信することは大変ありがたく思う。連合がこのような集会を通して米軍基地の整理・縮小や日米地位協定の抜本的見直しを全国的に高めていく取り組みをされていることに対し、心強く思うとともに、今後も大きな役割を果たされることを期待し、また、連合が恒久平和に向けた取り組みに積極的に取り組まれ活躍していくことを期待すると述べた。

 続いて平和メッセージとして連合北海道(高瀬典幸道民運動局長)・連合沖縄(東盛政行JPU沖縄県本部書記長)から平和運動への取り組みの報告があり、ピースリレーでは、連合沖縄狩俣会長から連合広島宮地会長へとピースフラックが渡されました。

 集会最後に『平和アピール』を連合沖縄女性委員会:新垣文代さんが読み上げ、参加者全員で確認し「2006平和オキナワ集会」を終了した。

  2006年平和アピール (84KB)

 23日はハーバービューホテルで「オキナワ平和交流会」も行われ、沖縄民謡、古武道の演武や琉球民謡の演舞など琉球の文化とふれあいながら、全国の組合員と交流を深めました。

〜6月24日〜
<ピースフィールドワーク>
 24日は県内の米軍基地や戦跡巡り(ピースフィールドワーク)が行われ、案内役『ピースガイド』を連合沖縄青年委員会が担い、戦跡関係では、南風原陸軍病院跡、糸数壕、チビチリガマ、ひめゆり平和祈念資料館、平和祈念公園や嘉数高台などを巡り、基地関係では、安保の見える丘(道の駅かでな)、普天間基地、像のオリ(楚辺通信所)や米軍再編協議で普天間基地の移設先となった辺野古沿岸部などを視察し、沖縄戦の実相や米軍専用施設が集中する沖縄の現状を伝えた。
 ピースフィールドワークの最後に、普天間基地第2ゲート前に結集し、『米軍基地の整理・縮小、地位協定改正を求める行動』を行った。集会には伊波洋一宜野湾市長も駆けつけていただいた。集会終了後、連合沖縄青年委員のシュプレヒコール『米軍基地の整理・縮小!日米地位協定改定を!』など、参加者全体で声を上げてデモ行進を行ない『2006平和行動in沖縄』の全日程を終了した。
 今後の連合2006平和4行動の日程は下記の通りです。
 平和行動in広島 2006年8月4日(金)〜6日(日) 平和行動in長崎 2006年8月7日(月)〜9日(水) 平和行動in根室 2006年9月23日(土)〜24日(日)
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