2007平和行動in根室(平和ノサップ集会)
             
 連合2007平和行動を締めくくる『2007平和行動in根室』が9月22日(土)〜23日(日)の両日に北海道根室市で開催され、連合沖縄から10名が参加した。
 初日の22日(土)、北海道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ)で北方領土問題について学習した。学習会は4つのセミナー(『第1セミナー 北方四島元島民からの訴え』『第2セミナー 現在の北方四島の状況、ビザなし交流の現状』『第3セミナー 脱「銃撃の海」への序そう』『第4セミナー ロシア風水餃子”ペリメニ”づくり』)が準備されており、沖縄メンバーも各セミナーに参加した。各セミナーは参加者が多く、会場に入りきれない状況であった。
 学習会を終え、外に出るとニ・ホ・ロ会場に向かう時には見えなかった国後島が肉眼でもはっきりと見えた。目の前の島がロシアによって不法占拠され、これまでの歴史からも北方四島が日本の島であることは明確なのに、なぜ返還されないのか疑問を感じた。この国後島以外にも択捉島・色丹島・歯舞群島も不法に奪われ、島民が強制的に追い出された事を思うと怒りが込み上げた。
 翌23日(日)は根室市納沙布岬(望郷の岬公園)で『2007平和ノサップ集会』開かれ、全国の組合員約1500名が結集し、北方四島の一括返還を求めて声を上げた。
 連合高木会長は、主催者あいさつで「現在もロシアによって我々の北方四島は不法占拠され続けている。昨年は、日本漁船がロシアの国境警備隊の銃撃により犠牲者が出るなどの事件も起きている。連合は、政府に対しこれまで以上に北方領土問題解決への取り組みを求めると共に、北方四島の一括返還を求めて全力で取り組んでいく。また、この平和行動in根室で見たこと・聞いたこと・学んだことを職場・地域・家族や友人などに語り、しっかりと返還運動を広げてほしい」と今後の連合運動への理解と北方領土返還運動への全国的な取り組みの協力を求めた。
 集会では渡部俊弘連合北海道会長から仲村信正連合沖縄会長へと平和フラッグが引き継がれた。仲村連合沖縄会長は「いま、沖縄では沖縄戦における『集団自決』の日本軍関与の記載が高校歴史教科書から修正・削除された事に対して、沖縄県民が島ぐるみになり意見撤回を求めて政府・文部科学省と交渉している。さまざまな平和問題があるが平和を願い求める気持ちは北も南も一緒である。北海道から力強い平和の思いをしっかり受け継ぎ伝えていく」と力強く決意を述べた。
 「北方四島の一括返還を求める集会アピール」を採択後、北方四島に向かって参加者全員のガンバロー三唱で集会を閉じた。
 終了後、根室市、根室市観光協会、根室市内4(落石、根室、根室湾中部、歯舞)漁業共同組合の協力による、『根室うまいもん祭り』が開催され、サンマ、ホタテ、イカや鮭のチャンチャン焼きなど地元の味覚を最大限に堪能した。2007平和ノサップ集会 集会アピール(43.2KB)

連合沖縄派遣団

ガンバロー三唱

貝殻島(歯舞群島)
 今回の行動に参加し、沖縄でも国土面積0.6%しかない小さな島に在日米軍専用施設の75%が集中し過重な負担を強いている現状、日米地位協定問題や在米軍再編問題などさまざまな問題を抱えていること。また、先月9月29日に沖縄戦による「集団自決」の日本軍関与の記載が高校歴史教科書から削除・修正された問題に対して、沖縄県民が島ぐるみになって『教科書検定意見撤回を求める沖縄県民大会』が開催され、11万6千人余の県民が宜野湾市の会場に結集し検定意見の撤回を政府・文部科学省に訴えたが、島ぐるみの行動を起こしても、今もなお政府・文部科学省は真摯な対応はしていない。その事から『北方領土返還問題』も『教科書検定意見撤回を求める問題』も全国的に行動を起こすことが問題解決への近道だと感じた。今回、平和行動in根室に参加して見たこと、聞いたこと学んだことをしっかりと職場・地域・家族・知人に伝え、全国的な取り組みに繋がるよう全国の働く仲間とともに取り組んでいきたいと思う。
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