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2010平和行動in沖縄
   「平和への思いを、新たに。Yes,Peace!」

          

 連合は、2010年6月23日の慰霊の日に那覇市民会館において、連合2010全国平和行動のスタートをきる『2010平和オキナワ集会』を開催した。集会には、全国から約1300名の連合傘下の組合員が参加し、沖縄戦の惨劇や命の尊さ、平和の大切さを改めて認識するとともに、国土面積の0.6%の沖縄に在日米軍基地の74%が集中している過重な基地負担の軽減に向けて、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的な改定、世界の恒久平和を求める平和宣言を採択した。
 『第一部:平和な地球を求めて』では、「平和への証言(復興と笑い)」では、沖縄戦後、傷ついた人々を笑いで励まし続けた舞天(ぶーてん)さんこと、小那覇全孝さんについての息子さんの小那覇全人さんからの話、続いて「若者たちの平和メッセージ」では、山之口獏の『沖縄よどこに行く』をテーマにした、戦争を体験したおばぁと若者の対話芝居が披露された。
 『第二部:講演』では、「日米安保条約改定50年、米軍基地の事態」について、沖縄タイムス社論説兼編集委員の屋良朝博さんに講演いただいた。


写真展を眺める集会参加者


小那覇全人さん・諸見里杉子さん


演劇:『沖縄よどこに行く』

第二部の講演をする
 屋良朝博さん

『第三部:平和式典』
 主催者を代表して、連合南雲弘行事務局長は、「6月23日は沖縄戦が終わった日であり、午前中に糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われた沖縄県主催による沖縄全戦没者追悼式に連合を代表して、連合沖縄仲村信正会長と共に参加した。
 沖縄戦で亡くなられた、すべての皆様に心から哀悼の誠を捧げる。今年で、戦後65年、改めて平和の尊さ・大切さを深く心に刻まなければならない。そのためにも、沖縄戦の惨劇を決して忘れてはならないし、風化させてはならない。
 国土面積の0.6%にすぎない沖縄に、全国の米軍基地の74%が集中し、県民生活に大きな負担を強いており、米軍が関係した事件・事故も後を絶たない。米軍は事件・事故が起きるたびに、綱紀粛正と再発防止策の徹底を約束するが、それらは全く効果がなく、憤りを禁じ得ない。
 こうした事件・事故が後を絶たないのは在日米軍の地位や基地協定などを定めた日米地位協定に大きな問題がある。問題解決のためには、日米地位協定の抜本改定が不可欠だと考える。
 連合は、6月2日に東京で日米地位協定の抜本改定を求める連合シンポジウムを開催し、問題意識付けの共有化とともに連合の地位協定の見直し案を軸に抜本改定の実現に向けて全力で取り組むこと確認した。
 最後に、翌24日は、連合沖縄青年委員会がピースガイドとして基地と南部戦跡を案内する。皆さんが沖縄で知り、感じた事を語り部として職場や地域の仲間に必ず伝えていただきたい。
 連合は、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定を求め、今後とも全国で運動を推進していく事を表明する。」と力強く、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定実現に向けた決意を述べた。

地元歓迎あいさつで連合沖縄仲村信正会長は、「沖縄戦で亡くなられた20万余の尊い御霊に哀悼の意を表する。
 今年で戦後65年の節目を迎えた。しかし、沖縄県民の戦争で傷ついた心は依然として消すことが出来ない。焦土と化した沖縄の地に、未だに遺骨が山積しており、さらには不発弾が埋まっているのが沖縄の現状である。
 戦後65年、そして復帰から38年経過したとは言え、依然として小さな島沖縄に在日米軍施設の74%が存在し続けていると言う実態を、全国の組合員も自らの目で確認をしていただきたい。
 なぜ、沖縄にこれだけの基地を置かなければならないのか、抑止力とは何なのか、地政学的な優位性とは何なのか、沖縄戦で20万余の尊い命を失ったと言うだけでなく、戦後65年経っても沖縄の現状が変わらないという現実は何故なのか、今一度、全国の皆さんも考える機会にしていただきたい。
 翌24日のフィールドワークで巡る平和祈念資料館に次の事が書かれている。
『戦争を起こすのは確かに人間です。しかし、それ以上に戦争を許さない努力のできるのも私たち人間ではないでしょうか』
 ユネスコ憲章の中にも、『戦争は、人の心の中で生まれものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない』と詠われている。
 平和は座して訪れる事はない。その事を今回の2010平和行動in沖縄で学び、地域や職場に持ち帰ってほしい。”平和なくして労働運動なし”平和の闘いは連合運動の中でも、しっかりと位置付けながら世界の恒久平和を勝ち取っていこう。」と力強く、平和への思いと沖縄の現状について訴えた。



来賓あいさつを述べる
仲井眞 弘多 沖縄県知事


平和メッセージを述べる
連合北海道 中村 昭 副会長


決意を述べる
連合広島 国近 匠 事務局長


沖縄から広島へ


平和アピールを読み上げる
上地 由利子 さん


集会に結集した組合員


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