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2011中小労組春闘セミナーを開催
 連合沖縄は、1月22日(土)沖縄ポートホテルにおいて、2011年春季生活闘争に向けた『中小労組春闘セミナー』を開催した。中小労組春闘セミナーには連合沖縄構成組織組合員約70名の参加があり、また、講師に水越信男(富士社会教育センター常務理事)にお越しいただき『中小労組のための経営分析』について詳しく講演いただいた。

 主催者を代表して連合沖縄大濱直之副会長(中小労働委員長)は、「2011年春季生活闘争が幕を開けた。2010年を振り返ると、労働者にとって良いことがなかった1年だった。先般1月19日に連合本部と日本経団連との2011春闘の意見交換が行われたが、連合が定期昇給や一時金、手当て、福利厚生などを含む給与総額1%引き上げ要求に対して、経団連側は厳しい経営環境が続いているとの認識で『雇用が最優先』と言う、双方の意見が噛み合わない状況である。
 先日、厚生労働省が発表した賃金構造基本統計によると、沖縄県の平均給与が全国最下位になったと発表があった。
 今回の中小労組の春闘・賃上げのキーワードは『格差是正』、格差を是正していくことが重要になってくる。今日お集りの企業の中には財務諸表がオープンにならず、ガラス張りになっていない、自社の経営実態がわからないという組合員もいると思う。
 今年で3回目となる春闘セミナー(経営分析)でしっかりと学習し、自社の経営実態、財務実態を把握した上で、今後の賃上げ交渉、労使協議の中で、労働組合としてどのように経営改善していけば良いかと言う提言を行っていかなくてはならない。しっかりと学び実り多いセミナーにしていただきたい」と述べた。

 経営分析セミナーの中で、水越信男(富士社会教育センター常務理事)は、「労働組合が春闘交渉を行う時、単に労働条件や賃上げ交渉だけでなく、自社の経営チェック(経営分析)、財政状況がどうなっているかチェックしなければならない。
 中小労組の場合に、一番重要なことは、労働条件をしっかりと確保し、できるだけ関連組合とのネットワーク(情報交換)をつくっていく。労働条件も複雑なテーマばかりだが、企業内でしか解決できないテーマもある。労働条件について知恵を出し合い、変えていく勇気を持たなければならない。
 また、できるだけ幅広い働く仲間を組合員化し、組織の強化・拡大していかなければならない。100人以下の組織は、ほとんど労働組合が存在しない状態である。職場でしっかりとした労使関係を創っていくためにも組織強化・拡大が重要である。
 最後に、企業内労働組合の活動を(労働条件)(組織強化)(経営チェック)に絞り、生活を守る立場でこの3つを中心に徹底して取り組んでほしい。」と述べた。

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