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2011平和行動in沖縄(平和オキナワ集会)
「願う」平和から「叶える」平和へ つながろうNIPPON!

            

 連合は、2011年6月23日(慰霊の日)に那覇市民会館において、2011平和行動in沖縄『平和オキナワ集会』を開催した。平和オキナワ集会には、全国から約1300名の組合員が参加し、沖縄戦の実相や命の尊さ、平和の大切さを改めて再確認するとともに、沖縄に集中する過重な基地負担の軽減に向けて、気持ちを一つにした。

オープニング
 平和オキナワ集会のオープニングでは、連合沖縄青年委員会が毎年取り組んでいるピースフィールドワーク(ピースガイド)の事前学習の中で、平和への思いや東日本大震災の復旧・復興に向けた『平和と復興へのメッセージ(スライドショー)』の上映と、おおまり(歌三線)、Kanae(キーボード)、新城二奈子(パーカッション)による『〜平和と復興の願いを三線にのせて〜』が披露された。


第1部 シンポジウム「日米地位協定の抜本改定を求めて」

 日米間で協定が結ばれてから50年、1度も改定されない『日米地位協定』について、日米地位協定とは、どのような内容なのか、また、日米両政府は事件・事故が起こるたびに「運用の改善」という言葉で曖昧にし、改定に向けて動かない対応は何故なのか、改定するためには今後どのような取り組みが必要なのか等、コーディネーターに琉球大学准教授の内海恵美子氏、パネリストに民主党衆議院議員の玉城デニー氏、元沖縄県議会議長の仲里利信氏、琉球大学教授の我部政明氏を招き、本土と沖縄で温度差のある『日米地位協定』についてシンポジウムを行った。


内海恵美子 琉球大学准教授


玉城デニー 衆議院議員


仲里利信 元沖縄県議会議長


我部政明 琉球大学教授

第2部 平和式典

 主催者を代表して、連合古賀伸明会長は、「3月11日に発生した東日本大震災によって多くの尊い命が失われた。犠牲になられた方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、被災された皆さまに重ねてお見舞い申し上げる。一刻も早く長期化する避難生活に終止符を打ち、生活再建の道を歩み始めることができるよう、連合は被災地の復旧・復興につながる救援、支援、助け合い、支え合い、分かち合いの精神の下に、救援活動の取り組みを継続していくことを皆さんと確認しておきたい。
 さて、6月23日は沖縄戦が終了した日です。糸満市摩文仁の平和祈念公園で開催された沖縄全戦没者追悼式に連合を代表して参列した。沖縄戦で亡くなられたすべての方々に心からの哀悼の誠を捧げるとともに、平和の尊さ、大切さを皆さんと深く心に刻むものである。
 また、1972年に日本に返還された後も、国土面積のわずか0.6%に過ぎない沖縄に、全国の米軍基地の74%が集中し、米軍が関係した事件・事故も含め、県民の皆さん方の生活に大きな負担を強いている。今年1月に沖縄で発生した交通死亡事故では、事故を起こした米軍関係者が『公務中』を理由に不起訴になっている。殺人事件、婦女暴行、軍用機などの墜落事故が起こるたびに米軍は綱紀粛正と再発防止策の徹底を約束してきたが、それらはほとんど効果がない結果となっている。事件・事故が後を絶たない大きな要因は、在日米軍の地位や基地提供などを定めた日米地位協定に課題があるからである。日米地位協定が結ばれてから50年、日本政府は地位協定の改定をしないで運用の改善で曖昧にしてきた。課題解決のためには、日米地位協定の抜本改定が不可欠だと考える。
 一方、世界でもっとも危険といわれる普天間基地は、直ちに返還できるよう求めるとともに、返還までの間、普天間基地周辺地域の危険性の除去や騒音問題の対策を具体的に示すよう日米両政府に求めていきたい。
 さらに、垂直離着陸機オスプレイの普天間基地への配備については、米国ハワイで実施している環境影響評価アセスメント含む安全性の確保を大前提とした慎重な対応が極めて重要である。
 連合は、今年11月、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定を求めるシンポジウムを開催し、課題意識の共有化とともに連合の地位協定の見直し案を軸に抜本改定の実現と基地の整理・縮小に向けて全力で取り組むことを改めて確認していきたい。私たち連合は、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定を求め、今後とも全国で運動を推進していくことを表明する。」と力強く、米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定実現に向けた決意を述べた。

 地元歓迎あいさつで連合沖縄仲村信正会長は、「沖縄の地は、戦後66年経過した現在も、連日のように不発弾が発見され、また、遺骨収集についても終りを告げることはない。軍人・軍属に対する戦後補償はあるが、一般住民の被害者への補償は戦後66年経った現在も解決に至ってない。日本復帰をして来年で40年という大きな節目になるが、依然として国土面積の0.6%しかない沖縄の地に、米軍基地が74%も存在し続け、米軍関係者による事件・事故も枚挙にいとまがない。 
 また、普天間基地問題については、先日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)の合意の結果は、決して沖縄県民として許すわけにはいかない。更に、世界一危険といわれる普天間基地に、なぜV−22オスプレイを配備するというのか。そのことも私ども沖縄県民は断じて容認することはできない。普天間基地の早期閉鎖・返還と同時に、基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本改定について連合全体で考えていただき、一歩でも二歩でも前進できるように全国の皆さんの知恵を貸せていただきたい。
 『戦争は人間が起こすものです。であるならば、戦争を阻止できるのも私たち人間ではないでしょうか。』反戦平和の声を高々に連合の平和創造の取り組みを、これからも持続的に展開していこうではないか。明日のフィールドワークで、基地や戦跡巡りをしながら平和とは何か、今一度考えていただきたい。
 最後に、沖縄戦の教訓、沖縄の平和運動の教訓として言えることは、@軍隊は決して住民を守らない、A基地は攻撃の的になる、Bヌチドゥ宝(命こそ宝)、そのことを訴えておきたい。この沖縄での平和集会の思いが全国各地に大きく広がるよう皆様方に強くお願いしたい。と力強く、沖縄の現状と今後の連合運動への協力を訴えた。

来賓挨拶を述べる
仲井眞弘多 沖縄県知事

平和メッセージを述べる
連合北海道 武田伸一 副事務局長

ピースフラック
沖縄から広島へ

平和メッセージを述べる
連合広島 平上宏二郎 事務局長

平和アピールを読み上げる
連合沖縄女性委員会 金城佳代さん

平和式典
参加者全員で黙祷

沖縄物産展
 平和オキナワ集会入り口前の広場において、初めての取り組みとなる『沖縄物産展』を行いました。沖縄物産展には、連合沖縄に加盟する構成組織の労働組合および企業を中心に出店いただき、全国から参加する組合員に沖縄県産品をアピールするとともに、東日本大震災の復興支援に向けた社会貢献活動として収益の一部を被災地支援の為に寄付することを目的に開催しました。
 沖縄物産展を開催するにあたり、ご協力いただいた構成組織および企業の皆様に感謝申し上げるとともに、売り上げにご協力いただいた全国の組合員の皆様に心から感謝申し上げます。収益の一部は連合本部を通じて被災地支援の為に寄付致します。
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