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連合沖縄2013春季生活闘争開始宣言集会



 2013年2月18日(月)に沖縄県庁前広場(県民広場)において「2013春季生活闘争開始宣言集会」を開催した。開始宣言集会には連合沖縄組合員約600名が結集するとともに、連合本部から寺田弘総合局長、連合九州ブロック各県代表者にも集会に参加いただき、すべての働く労働者の処遇改善に向けて声を上げた。
 主催者を代表して連合沖縄仲村信正会長は「国内情勢について、安倍総理は景気回復や強い経済、デフレからの脱却と言っており、麻生財務大臣においても、大企業の内部留保を吐き出させていくとマスコミ等で発言している。300兆円とも言われる内部留保を労働者の賃金に反映させていただくよう、しっかりと取り組んでいただきたい。
 一方で、国家公務員に7.8%賃金カットに準拠した形で、地方公務員の賃金を引き下げるという矛盾した政策も打ち出している。民主党政権において、地方公務員には波及させないとの約束もあることから、連合として指摘していかなければならない。
 沖縄県内の情勢について、日銀那覇支店の調査によると沖縄県内の中小・零細企業は、他県の中小・零細企業に比べて収益率が高いと言われており、民間労働組合としてもしっかりと要求を組み立てて未組織労働者や非正規労働者にも波及させる取り組みを強化していこう。
 連合は、2013春季生活闘争において、定期昇給の確保、定期昇給制度のない組織においては基本賃金の1%を目安に要求していく方針を決定した。連合沖縄においても、本部方針を基本に第41回地方委員会において、沖縄における春闘体制を確立した。それぞれの構成産別・単組が2月中に要求書を提出し、すべての働く人々の処遇改善に向けて2013春季生活闘争を取り組んでいこう。
 また、最低賃金について、連合は「1時間あたり800円、将来的に1000円」をめざして取り組みを進めている。すべての労働者の賃金の底上げには最低賃金の引き上げが重要であり、最低賃金引き上げについても全力で取り組んでいきたい。
 さらに、2013春季生活闘争と合わせて、政策・制度要求の取り組みも運動の両輪として取り組んでいかなければならない。連合の政策・制度要求の中には、「働くことを軸とする安心社会」を支える社会保障と税の一体改革の着実な前進や非正規労働者の均等・均衡処遇の確立等、多くの政策が掲げられている。連合沖縄としても政策・制度要求を確立し、実現に向けて取り組んでいきたい。
 その他にも、連合は2020年までに1000万連合をめざして取り組みを進めている。連合沖縄においても、組織内未加入者の組織化、労働組合の結成や1人でも入れる「連合おきなわユニオン」の活用等、組織強化・拡大の取り組みも強化していこう。
 最後に、2013春季生活闘争を官民一体となって勝ち取り、7月に迎える参議院選挙の勝利につなげていこう」と力強く今後の取り組みに対する決意を訴えた。

 連合九州ブロックを代表して高島喜信代表幹事(連合福岡会長)は、「安倍政権が誕生して2ヶ月、報道でみると来年度の予算は格差が拡がる内容になっている。すでに生活保護手当の削減などが盛り込まれており、民主党政権において生活保護手当と最低賃金の逆転現象を見直し、最低賃金をアップしていこうという取り組みが、逆に生活保護手当を削減するという流れになっている。このようなことを絶対に許してはならない。
 また、労働者の改正三法についても、それぞれの企業においても、労働組合においても実効性のある改正法案にしていかなければならない。
 アベノミクスにおいて、ある企業が3%のベアを行うとマスコミで報道されていたが、中身については本社員のみであり、パートやアルバイト等の非正規労働者は含まれていない。雇用形態で差別することなく、すべての労働者に3%のベアを適用することが、その企業の責務であると考える。
 連合九州ブロックとしては、九州一周のキャラバン行動を計画している。九州はひとつということを沖縄集会の中でアピールしながら、地域に見える2013春季生活闘争を取り組んでいこう」と訴えた。

 連合本部を代表して寺田弘総合局長は「2013春季生活闘争がスタートした。連合本部は構成組織、地方連合会と議論を重ね2013春闘方針を確認した。日本全体の雇用労働者は約5000万人、その中で1800万人が非正規労働者と言われている。連合は1000万連合をめざして取り組みを進めているが、昨年の労働組合の組織率は17.9%となり、初めて18%を切り込む数字となった。すべての労働者の処遇改善に向けて、これから本格的な交渉に入っていくことになるが、言いかえれば8割以上の未組織労働者は交渉も出来ない環境に置かれているかもしれない。すべての労働者の処遇を改善するため、連合本部、連合九州ブロック、連合沖縄と強く連携して、しっかりと取り組んでいこう」と訴えた。

 開始宣言集会では、「痛んだ雇用と労働条件の復元に全力で取り組み、デフレ脱却の突破口をきりひらく闘争開始宣言」が採択され、最後に仲村信正会長の団結ガンバローで集会を閉じた。
 集会終了後、参加者全員で国際通りをデモ行進した。

開会あいさつを述べる
東盛 政行  副会長

情勢・方針提起を述べる
高良 恵一  事務局長

決意表明を述べる
比嘉 敏勝  執行委員

決意表明を述べる
稲福 弘  執行委員

決意表明を述べる
諸見里真次さん(第一次産業労連)

春闘開始宣言を読み上げる
金城 佳代  女性委員会

閉会のあいさつを述べる
山本 隆司  副会長

集会に参加した組合員
集会会場

集会終了後のデモ行進
県民広場〜国際通り〜牧志公園


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