「連合沖縄2022春季生活闘争労働者総決起集会」および、「連合九州ブロック春季生活闘争キャラバン沖縄集会」を開催しました
3月22日(火)に県民広場(県庁前)で、「連合沖縄2022春季生活闘争労働者総決起集会」および、「連合九州ブロック春季生活闘争キャラバン沖縄集会」を開催しました。
開会の挨拶は、與那覇栄蔵副会長、代表挨拶に東盛政行会長、連帯・激励の挨拶には連合九州ブロック代表幹事で連合福岡の藤田佳三会長からご挨拶を頂戴し、各挨拶では、ロシアのウクライナ侵攻に対し厳しく非難するとともに、軍事侵攻の即時中止・撤退を求める声や、唯一の被爆国である日本が、核兵器の使用を示唆するプーチン大統領に対し断固たる決意をもって講義をすべきとの声がありました。春季生活闘争については、経済の好循環を生み出すための人への投資「賃上げ」の重要性や、働き方の改善や政策制度の取り組みを強化し、改めて、「未来のつくる。みんなでつくる。」のスローガンを確認しました。
2組織(民間労組・官公部門)から決意表明を行い、まず民間労組では、コロナ禍でも感染拡大防止を図りながら社会機能の維持のため懸命に働いていること、組合員とその家族を守るために、その働きの価値に見合った賃上げや賞与引上げの獲得を目指すとの決意があり。公務職場代表の決意表明では、厳しい職場環境におかれ組合結成に至った経緯や、結成後の成果として、市議会に取り上げてもらい予算確保に至ったことや、組合としてはその予算が適正に働くものに配分されるか引き続き交渉を続けていく等、力強い決意表明が行われた。
その後、「総決起集会宣言(案)」、「ロシアのウクライナ侵攻に対する緊急決議(案)」の二つの提起があり満場一致で採択がされ、連合沖縄は一体となり、春季生活闘争の取り組みを進めていくことと、ロシアの非人道的行為に対し強く抗議し、軍事侵攻の即時中止・撤退を求めていくことが確認された。
閉会の挨拶で、知花優副会長は、
歴史は繰り返すといわれるが戦争に正義はない。その時々の権力者により戦争は引き起こされ、権力者のエゴにより多くの弱い立場の者の命が失われる。我々現在過ごす日本は平和だと思っていても、いつか権力の集中化により再び戦禍に見舞われるかもしれない。連合に集う仲間がしっかりとタッグを組み、権力に対し意見を発し、正しい道に導くことが重要である。春季生活闘争については、労働者が活き活きと生活できる環境をつくることが大事、そして、その働く者の存在の上に企業が成り立っていることを忘れてはならない。多くの仲間で支え合い、みんなで応援をし、組合がない企業でも賃上げができるよう、みんなで頑張っていきましょう!と述べた。