沖縄大学と連合沖縄は、働く者を取り巻く諸問題や労働運動の意義と問題解決に向けた労働組合の役割等について認識を深めることを目的に、学生を対象とした寄付講座「沖縄労働論」を締結しました。

沖縄大学を代表して盛口満学長は「学生にとって社会とのつながりはとても大事であり、コロナ過の状況の中で労働条件が悪化し、アルバイトや就職する際に思わぬ落とし穴に落ち入ることもあるかもしれない。学生の段階で連合沖縄の取り組みや様々な視点で現状や課題を知ることは、これからの人生において役に立つと思う。寄付講座の実施に感謝する」と述べました。

連合沖縄を代表して東盛政行会長は「昨年の寄付講座はWebを活用しての開催が中心であった。社会に出る前の学生に対し、働く中での労働組合の活動や必要性を知ることで、労働問題を未然に防止するだけでなく、自分自身を守る手段にもなる。連合沖縄に加盟する労働組合の取り組みや様々な産業の現状や課題等について知っていただき、今後の社会での活躍に活かしてほしい」と述べました。

沖縄大学寄付講座は、2022年4月から8月まで、毎週水曜日に実施します。