連合東京「親子平和学習会」が沖縄で開催されました。

今日、4月1日は、77年前に米軍が沖縄本島中部、読谷・嘉手納・北谷の海岸から上陸した日です。

今年も「連合東京親子平和学習会」が沖縄で開催され、8組16名の親子が参加し、その学習会のガイド役を連合沖縄が務めました。

初日の3月31日は、空港から「ひめゆりの塔と、ひめゆり平和祈念資料館」を見学し、第三外科壕跡の前で献花を行いました。

2日目、4月1日は、「対馬丸記念館」→米軍上陸地の近くにある「チビチリガマ」→「緑ヶ丘保育園園長先生の講話」→「嘉数高台」の

コースを周りました。

参加した子ども達は、戦争の悲惨さ、もし自分が対馬丸の学童たちと同じ立場だったら怖い、戦争で亡くなった子どもたちも一人一人夢を

持っていた・未来があった、お母さんと離れ離れになって可哀想、など、たくさんの感想をよせてくれました。

参加した子ども達も、連日ニュース番組等で報道されるウクライナ情勢に対して危機感を持っていることや、沖縄戦や本土での空襲で犠牲

になった、同世代である当時の子ども達の惨状を目の当たりにし、改めて平和の尊さを感じてくれたようでした。

今年は、復帰50年の節目の年です。コロナ禍の影響により2年間滞っていた、6月23日「慰霊の日」に向けた取り組みを、本格的に

スタートをしています。春休みの貴重な時間を使って沖縄に学びに来てくれた子ども達に感謝するとともに、平和学習の意義を再確認しな

がら、様々な取り組みを進めていきたいと考えます。

 

第三外科壕跡に建つ、「ひめゆりの塔」(右)と納骨堂(奥)
沖縄戦とひめゆり学徒隊の説明板
対馬丸記念館での講話
内村会長代行(連合東京)のご挨拶
「伊原第一外科壕跡」
ひめゆりの塔から道をはさみ400mほど歩いたところにあります。ひめゆりの塔のように参拝者や観光客が訪れることはないこの場所でも、他の壕と同様、悲劇が起こった場所になります。

 

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