連合2022平和行動in沖縄「連合沖縄青年委員会、第3回ピースガイド養成講座」を開催しました
連合沖縄青年委員会は、5月21日(土)に那覇市にある教職員共済会館「八汐荘」中会議室で
「第3回」ピースガイド養成講座を開催しました。
第1回養成講座は「南部戦跡コース」、第2回は「基地コース」を観光バスに乗って、バスガイドさんの
説明を聴きながら学習を進めてきましたが、今回の第3回は「座学」で行い、
今講座の第1部では、沖縄県退職者連合の波平剛会長から「復帰50年記念講演、復帰前後の労働運動について」
と題し、ご講演をいただきました。
復帰前後の労働運動が祖国復帰運動に繋がったこと、そこに多くの労働組合が関わっていたこと。
戦中生まれである波平会長の、台湾疎開時のお話や、さらには、現職時代に平和の礎の建立事業に
携わっていた時のエピソードや裏話など、多岐に渡る内容について分かり易く、時折、ユーモアを交えて
ご講演いただきました。
第2部では、昨年、残念ながら開催が見送られた「2021平和行動in沖縄」において、現地沖縄での集会や
ピースフィールドワークの代わりの役目を担った「2021平和行動in沖縄ピースフィールドワーク動画」の
視聴を行い。この動画に出演した青年委員の喋り方や話す内容を参考に、本番のイメージや空気感を感じてもらいました。
※2021平和行動in沖縄ピースフィールドワークの動画はこちらをクリック
第2部後半では、実際に自身が担当するコース別(A,B,C)にグループ分けを行い、ガイド経験者がそれぞれの
グループの座長を務めグループ討議を行い、現地やバス内で話す内容や、県外から来る参加者の安全のための
注意事項、さらにそれぞれが気付いたことなどの意見をグループ内でまとめ、最後は全体で発表を行いました。
3月から6月にかけて連合沖縄青年委員会が中心となり計4回行われる「ピースガイド養成講座」は、
残すところ6月4日の1回のみとなりました。本番でガイドを担う青年委員の皆さんは、養成講座以外でも
自主学習を行っていたり、資料を持ち寄ってこの養成講座に参加するなど、真剣に取り組む姿が多くみられます。
もちろん、本職のガイドさんの様に上手くガイドをすることは難しいことですが、全国の働く仲間を
ここ沖縄にお迎えするために、青年委員各自が日々努力を積み重ねながら準備を進めています。
是非、6月23日の「平和オキナワ集会」そして、翌24日の「ピースフィールドワーク」が無事に開催され、
全国の働く仲間と対面し、平和の想いを共有できることを願います。