連合2022平和行動in沖縄「平和オキナワ集会」を開催しました。
日本労働組合総連合会「連合」は、6月23日(木)に、「語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で恒久平和を実現しよう」を
スローガンに掲げ、那覇市芸術文化劇場「なはーと」で、「平和オキナワ集会」を開催しました。
この「平和オキナワ集会」は、連合平和4行動(沖縄、広島、長崎、根室)の始まりである「平和行動in沖縄」の初日に開催される集会
で、全国から連合構成組織と地方連合会、そして現地沖縄を合わせ742名が参加しました。
コロナ禍の影響により3年振りの開催となった本集会は、参加者数を「なはーと」の収容人数の約半分に制限し、
シート間隔・マスク着用・手指消毒および時間短縮するなど、感染拡大防止に配慮を行いながら開催しました。
芳野友子 連合会長の主催者代表挨拶では、23日の正午に摩文仁にて、黙とうを捧げ、沖縄戦で亡くなられたすべての方々に
哀悼の意を捧げたこと、そしてこの悲劇を二度と繰り返してはならないと新たに決意をしたことを冒頭に述べられました。
「本土復帰50年を迎えてなお、変わらぬ沖縄における問題」についても触れ、連合は、これからも「在日米軍基地の整理・縮小」と
「日米地位協定の抜本的見直し」を掲げ運動に取り組むことや、本集会の基調講演や、翌24日に行う「ピースフィールドワーク」等を
通じて、「実相を知り、運動につなげる」この事の重要性にも触れ、平和の尊さをかみしめ、戦争の悲惨さを語り継ぎ、改めて悲劇を
二度と繰り返さない、このことを働く仲間とともに、固く誓い合いたいと述べました。
玉城デニー 沖縄県知事からご来賓を代表してご挨拶を頂き、その挨拶の中で玉城デニー知事は、
戦争の不条理さや残酷さを身をもって体験した沖縄だからこそ、平和を訴える力や平和を希求する「沖縄のこころ・チムグクル」
を世界に発信し、共有することを呼びかけること。そして、沖縄の先人達が積み上げてきた平和に対する努力を次世代にしっかりと
繋げ、誰一人取り残すことのない平和で誇りある沖縄の実現のため取り組んでいくと、決意を述べました。
集会は第1部と第2部に分かれ、下記の次第通り開催した。
【第1部】基調講演
法政大学法学部政治学科 明田川 融 教授 「沖縄の施政権返還50年と日米地位協定」の講演
【第2部】平和式典
<主催者あいさつ> 芳野友子(連合会長)
<地元歓迎あいさつ> 東盛政行(連合沖縄会長)
<来賓あいさつ> 玉城デニー(沖縄県知事)
<来賓紹介> 伊波洋一参議院議員、高良鉄美参議院議員、新垣邦男衆議院議員
<平和メッセージ> 千葉利裕(連合北海道副会長)
<ピースリレー> 大野真人(連合広島会長)
<平和アピール> 堀川恵 (連合沖縄女性委員会幹事)
<司会> 山根木晴久(連合副事務局長)
本集会、第一部の「基調講演」および第二部の「平和集会」の模様は、連合YouTubeチャンネルでご視聴いただけます。
動画視聴はYouTubeバナーをクリック!!是非、ご視聴ください。⇒