沖縄県雇用対策推進協議会「人手不足への対応に関する共同宣言」発出
2023年9月14日
沖縄県雇用対策推進協議会(会長、玉城デニー沖縄県知事)は、
コロナ禍からの経済回復に伴い、沖縄県内の様々な分野において、
人手不足が顕著であることから、
その解決に向けて公労使が連携して取り組むことが必要だと考え、
5月23日に開催した、沖縄県雇用対策推進協議会幹事会において
公労使が取り組むべき方向性をまとめた
「人手不足への対応に関する共同宣言(案)」を作成し、その方向性に
ついてを協議し、共同宣言として発信することを提案しました。
同協議会には労働界を代表して、仲宗根連合沖縄会長も参画しており。
これまで重ねた協議の内容をふまえ、
本日、9月14日(木)に沖縄県庁にて、
共同宣言の内容に賛同し、署名(大城副会長:代理)を行いました。
意見交換では、春季生活闘争で掲げた「人への投資」を起点とした
賃上げによる経済の好循環や、
価格転嫁による賃上げ原資の確保の重要性を改めて訴えました。
また、賃上げ等の労働条件の向上だけなく
高齢者、女性、外国人材の労働環境の整備や
相談体制の強化等、各種支援策の拡充と
継続的な取り組みを各関係団体へ求めました。
沖縄県は今後、業種別の実態等、情報収集・整理
を行った上で、幹事会を中心に、
公労使の取り組みの方向性に沿った
アクションプランを取りまとめるとしています。
連合沖縄も、引き続き労働者の立場から意見提起
を行うとともに、各関係団体が行う支援策等の
周知に積極的に取り組んで参ります。